なかなか動詞がうまく使えない。。
ネイティブみたいな使い方したいなぁ
そんな悩みを抱えている人向けの記事です。
ほとんどの英語初心者がやっている英語の覚え方として、その単語の意味や使い方だけを覚えています。
しかし、本当に覚えなきゃいけないのはその本質です。要は動詞の使い方で、どういうふうに使われるのかを理解しましょう!
この記事でわかることこんな方におすすめ
- 動詞の使い方を知らない人
- ネイティブみたいな使い方をしたい人
- 英語の基礎を固めたい人
勉強嫌いな僕がワーホリ経験を通して、独学で英語を習得し外国にある子会社の社員と英語で仕事をしています。
動詞には使い方の種類があるよ!
動詞の種類
- 自動詞
- 他動詞
- 授与型
- 説明型
- 命令文
- There文
これをマスターすれば、一気に英語が話せるようになるよ!
自動詞
誰もが思いつく動詞の形がこの自動詞ですね。単なる動作を表す単語で、一番簡単な使い方です。
自動詞の代表例
- Swim
- Look
- Shot
- などなど
よく使われる形が前置詞とのセットですね。
自動詞の難しい点としては、同じ動詞でもセットで使う前置詞が異なると意味が異なるところです。
Lookを使った例
- Look at:〜を見る
- Look over:目を通す
- Look through:検討する
- Look into:調べる
- Look for:探す
前置詞については、別記事で説明しますが使い方によって意味が異なります。
しかし、初心者はいろんな単語を覚えるよりもこのように一つの動詞に対して前置詞を使った表現を覚える方が実用性がありますので、ぜひ覚えてくださいね!
実はこの表現はネイティブもかなり使うよ!
他動詞
他動詞はその動詞だけでは文が成り立たない動詞です。
自動詞と異なる点は、動詞を単体で使えるかどうか、後ろに目的とする単語、文が必要かどうかです。
例文をいくつか紹介します。
他動詞の代表例
- Sned
- Give
- Drink
- Stop
- などなど
例文も紹介します!
例文
- I sent a letter
- He drinks water
- She stopped smoking
こんな感じで、動詞の直後に目的とする単語が入って成り立ちます。自動詞は、動詞までで意味が伝わりますが、他動詞はその後に単語や文章が続きます。
他にも自動詞と他動詞の違いをスポーツで例えられます。
スポーツで使う動詞
スポーツをする単語は実はいっぱいあります。
- He plays soccer.
- I snowboard as many time as I can.
- She swims for the competition.
よく見ると、Playを使ったり、そのスポーツ名が動詞になってたりしますね。
この違いは、その力が及ぶ先が異なるからです。
サッカーはボールに力が及びますね。だけど、スノボーとか水泳は自分自身に力が及びますよね。
なので、サッカーは他動詞、スノボーや水泳は自動詞の形が取られているということです。
スポーツに例えるとめちゃめちゃわかりやすいね!!
授与型
この形もよく使いますが、ちょっとだけこんがらがりそうなので、わかりやすく解説しますね。
授与型の動詞の使い方は、「動詞+目的語A+目的語B」で表現ができて、AにBをあげるという意味です。
詳しくは例文で説明します。
例文
- I gave him(目的語A) a birthday present(目的語B)
- 彼に誕生日プレゼントをあげた
- She sent me(目的語A) a love letter(目的語B)
- 彼女は私にラブレターをくれた
- He got her(目的語A) a drink(目的語B)
- 彼が彼女にドリンクをあげた
目的語Aに目的語Bをしたという使い方は日本語でも結構使うと思うので、ぜひ覚えてください!
授与型には形がもう一つあって、それは、「動詞+目的語B+to/for+目的語A」です。
例文
- I gave a birthday present to him
- She sent a love letter to me
- He got a drink for her
意味は同じでも、目的語Bと目的語Aを入れ替えることが可能です。その場合は、目的語Aの前にtoもしくはforが必要です。
このtoもしくはforの使い分けを説明します。
Toは到達点、Forは受益者を表す前置詞。
Give,Tell,Sendのような動詞は、到達点が意識されますがその場合は、toを使います。
Make,Find,Buyのような受益者が意識される動詞は、forを使います。
わかりやすい例文
- He brought a book to me
- 私のところに本を持ってきた
- He brought a book for me
- 私のために本を持ってきた
どっちか迷った時は、これをイメージするとわかりやすいよ!
説明型
英語が日本語と違う文法って言われることがこの説明型。
英語は後ろに説明する文章がある言語。さっき紹介した他動詞のパターンとのコンビネーションです。
目的後の後ろにその説明する文が追加された形です。
例えばこんな感じ。
例文
- I believe you can do this
- Call me Jun
- I saw him crossing the road
3つ目の文章みたいに説明文を~ingにしてみたり、前置詞を入れたり過去分詞も使えるよ!
五感を表す動詞を使う場合
I saw him cross the street(道路を渡ってる彼をみた)
これは、その状況に出くわしている形で使います。
ちなみにing形で表すと、ちょうどその瞬間を捉えた表現になります。
要するに、その文章にその瞬間に出来事が起きているかの躍動感があるかどうかで使い分けます。
初心者が絶対に知らないLet, have, makeのもう一つの使い方
この動詞の後に目的語の人や物を入れると、その人や物にさせるとかしてもらうというように使います。
Let
「許す」という意味の動詞ですが、ニュアンスとしてはすごくカジュアルな許可を出すみたいなイメージ。
例文
- Please let me know what you think
- あなたの考えを教えて
- Don't let him go
- 彼を離さないでね
- Let me tell you about something I did yesterday
- 昨日やったこと話すね
訳す言葉にするのはちょっと難しいけど、日本語でも「許可する」の意味が含まれているよね?
それと同じように英語でも使います!
Have
「持つ」「持っている」という意味の動詞だけど、実際に手に持っているという意味ではないです。
その状況を持つというときに使います。
例文
- I had my hair cut
- 髪切ったよ
- I had my bag stoled on a train when I was sleeping
- 電車で寝てたらバッグ盗まれちゃった
- I'm thinking to have guitar on the wall
- ギターを壁にかけようか考えてる
ちょっとイメージしづらいですが、まず何を持っているかを定義して、その後にそのものや状況の説明する文章を持ってくるとすごく自然に伝わりますね!
Make
力を加えて作り出すようなイメージのMake。
例文
- The drink made me drunk
- このお酒めっちゃ酔っ払うわ
- I'll make you happy
- 幸せにするよ
- He made his bed
- ベッドを整える
上二つの文章は、「〜を〜にする」みたいなイメージで使いますね。
直訳すると「このお酒が私を酔っ払わせる」ですね。なので、自然に訳すと例文のようになります。
また、3つ目は、整えるとか準備するみたいなイメージで使います。直訳するとベッドを作るってなっちゃいますが、このイメージを知ってると自然な使い方ができますね!
ネイティブはこういうのを自然と使うよ!
To不定詞を使って説明文を作る
この形で一番大切なのは、「相手にしてもらうように働きかける動詞」が使われるケースです。
例文
- My friends ask me to go out
- 友達に遊びに誘われた
- I will try to tell my girlfriend to live together
- 彼女に一緒に住もうって言ってみるよ
こんな感じで、まず聞いたり言ってみたり他動詞が使われて、目的語の後に続く説明文としてTo不定詞を使います。
これはネイティブとの会話でもめっちゃ使うよ!
レポート型
「私は〜だと思いますね」とか「彼女に〜だと言われた」みたいに、考えていることの内容や主語の言いたいことを文で表したい時に使うのがこの型。
例文はこんな感じ
例文
- I think he is smart
- Tim told me he is leaving Japan
動詞の後に言いたいこととか考えていることを文章で繋げるとそれっぽくなりますね!!
この文章って要は、何か足りないなって感じから始まる文章なんだよね。
例えば、I thinkとかTim told meってその後に説明が必要だよね?だからこの説明が足りないなぁって思わせるような動詞の始まりをレポート型で作るんだよ。
あと、文の真ん中にthatがくる文章みたことない?
これは、動詞の後に続く言いたいこととか考えていることを丁寧に、正確に導きたいときに使うよ!
例えばこんな感じ
例文
- I think that this baseball Team is the best I've ever played with
- 今まで一緒にやってきた野球チームの中で一番だと思いますよ!
- He said to me that we should put off the meeting next week
- 彼が、ミーティングを来週に延期すべきですねって言ったんですよ。
なかなか訳した文章の中にこういった気遣いみたいなのを入れるのは難しいけど、「私が思っていることはどういうことかというと」というような丁寧なニュアンスになります。
丁寧で聞き手を論点から外さないように導きたいという配慮を加えたいときに使えるよ。
ここで問題!次の例文でどっちが自然に伝わると思う?
ポイント
- I think he is good at this job
- I think that he is good at this job
答えは1番の文章。2番は堅苦しい印象を与えるから、カジュアルに使う時は1番を使ってね!
Thatの他にも whether/ifが使えるよ!
跡覚えておくべきは、where/when/why/how/the wayだね。これもThatと全く同じように使えるよ。
ちょっと慣れてくるとHow to/where to/when toみたいなTo 不定詞を使った文章も作れるようになるよ!
遠回しの疑問文
レポート型の文章を使って、遠回しの疑問文としても使えるよ。
例文
- Tell me what you like
- あなたが何が好きか教えて
- I wonder where the station is
- 駅どこかなぁ
- I cooked this dish for you, I wonder if you like it
- あなたのために作ったんだけど、口に合うかなぁ
こんな感じで、見慣れた疑問文の形ではないよね?
レポート型の文章の使い方をするとこんな感じの疑問文が作れます!
ちなみにこの時のポイントは、本来疑問形文にする文章の語順が異なるところかな。
例えば、What do you like?ってのが普通の疑問文だけど、上の例文では、Tell me what you likeってdo you likeって形じゃないですよね?
疑問文が先頭に来ないときは、Do とかDoesとかを使わずに疑問形にするのがポイント!
命令文
主語を使わずにいきなり動詞で始めると命令形の文章になるよ!
例えば、家族で家でご飯を食べてるときに塩をとって欲しい時、Pass me the saltって言っちゃうとかなり不自然。。
家族間や仲のいい間柄でも基本的には命令分は使わないよ。
ただ、相手にとって都合のいい場面では全然使ってOK。
例えば、This drink is so good, try it.(このお酒美味しいよ、飲んでみなよ)みたいな感じです。
強めの否定をしたい時もいきなりDon't〜から始めると強いニュアンスになるよ
例えば、Don't talk like thatみたいに言えるよ!
あとは、Let's〜だといきなり動詞で始まるけど、〜しようよみたいにカジュアルな雰囲気で使えるよ!
There文
「〜がいる」とか「〜ある」って言いたいときに使えるのがThere文
例文
- There is an apple in the kichen
- キッチンにりんごがあるよ
- There are many dogs in the park
- あの公園に犬がいっぱいいるよ
こんな感じで、〜いる、あるって言いたいときに使えるんだけど注意が必要!!
There文は基本的に初めて引っ張り出してくるときに使う。
なので、お互いにすでに知っている時は使わない。
理由はThere文は何かを引っ張り出してくるようなイメージだから
例えば、あなたの息子が公園にいるって言いたいときにはThere文じゃなくて、シンプルにYour son is in the park.
なぜなら、あなたの息子というお互いに認識している人が対象だから。
だけど、これにも例外があって、例えば、学校のチーム編成を考えるときに誰か適任の人いないかなぁって探してて、「あっ〇〇いるじゃん」みたいな時は、There文が使えるよ!
だって、その人を引っ張り出してきて、チーム編成をしているから。
でも、これは使いこなすまでかなり難しいから、ある程度慣れてきた頃に意識するといいよ!
別の使い方がある基本動詞
日本語訳に訳しちゃうと意味が通らない基本動詞をいくつか挙げます。
これを知ってるだけで、かなりレベルが上がるので、英会話をしたい方は絶対に覚えてね!
Make
イメージ: 何かを作り出す、もたらす
例文
- I made breakfast this morning.
- 今朝、朝食を作りました。
- She's making a big fuss about it.
- 彼女はそれについて大騒ぎしている。
- Make sure to close the door.
- ドアを閉めるように確認してください。
Have
イメージ: 所有する、経験する
例文
- I have two siblings.
- 私は兄弟が2人います。
- I had a great time at the party.
- パーティーで楽しい時間を過ごしました。
- They have lunch at noon.
- 彼らは正午にランチをとります。
Leave
イメージ: 何かを去る、残す
例文
- He left the office early.
- 彼は早くオフィスを出ました。
- Don't leave your bag here.
- ここにバッグを置いていかないでください。
- She left a message for you.
- 彼女はあなたにメッセージを残しました。
Take
イメージ: 手に取る、移動する
例文
- Take the book from the shelf.
- 棚から本を取ってください。
- It takes 20 minutes to get there.
- そこに行くのに20分かかります。
- I'll take a shower now.
- 今シャワーを浴びます。
Get
イメージ: 手に入れる、状態が変わる
例文
- I got a new job.
- 新しい仕事を手に入れました。
- She got tired of waiting.
- 彼女は待つのに疲れました。
- Let's get ready for the party.
- パーティーの準備をしましょう。
Give
イメージ: 与える、渡す
例文
- I gave him a book.
- 私は彼に本をあげました。
- Can you give me a hand?
- 手伝ってもらえますか?
- She gives a lot to charity.
- 彼女は慈善団体に多くを寄付している。
See
イメージ: 見る、認識する
例文
- I see a bird in the sky.
- 空に鳥を見ます。
- I'll see you tomorrow.
- 明日会いましょう。
- He doesn't see the point.
- 彼はその意味を理解していない。
Come
イメージ: 近づく、到着する
例文
- Can you come to my party?
- 私のパーティーに来られますか?
- She comes to school by bus.
- 彼女はバスで学校に来ます。
- Winter is coming.
- 冬が近づいてきている。
Look
イメージ: 見る、注意を向ける
例文
- Look at that rainbow!
- あの虹を見て!
- She looks happy.
- 彼女は幸せそうだ。
- Look out! There's a car coming.
- 注意!車が来ている。
Feel
イメージ: 感じる、気持ちを持つ
例文
- I feel tired.
- 疲れている気がする。
- How do you feel about the decision?
- その決定についてどう思いますか?
- The cloth feels soft.
- その布は柔らかく感じる。
Tell
イメージ: 話す、伝える
例文
- Tell me the truth.
- 真実を教えてください。
- She told a funny story.
- 彼女は面白い話をしました。
- Can you tell the difference?
- 違いが分かりますか?
Ask
イメージ: 質問する、求める
例文
- I asked him about the project.
- 彼にそのプロジェクトについて尋ねました。
- She asks too many questions.
- 彼女は質問をしすぎます。
- Can I ask a favor?
- お願いしてもいいですか?
Work
イメージ: 働く、機能する
例文
- I work at a bank.
- 私は銀行で働いています。
- The machine isn't working.
- その機械は動いていません。
- They worked together on the project.
- 彼らはそのプロジェクトで一緒に働きました。
Find
イメージ: 見つける、発見する
例文
- I can't find my keys.
- 鍵が見つかりません。
- She found the book interesting.
- 彼女はその本が面白いと感じました。
- They found a solution to the problem.
- 彼らはその問題の解決策を見つけました。
Run
イメージ: 走る、運営する
例文
- He runs every morning.
- 彼は毎朝走っています。
- She runs a small business.
- 彼女は小さなビジネスを経営しています。
- The water is running.
- 水が流れています。