英語が上手くなるAIツールって何がおすすめ?
Chat GPTが出てから一気にAIツールが注目されはじめましたね!
いろんなことに活用できるAIですが、もちろん英語学習にも活用ができます。
たとえば、どんなツールがあるかというと「翻訳系」「発音系」「会話練習系」など様々な用途に合わせたツールがあります。
間違った使い方をすると、全然使い物にならないとデメリットもありますが、しっかり活用できれば、今までの勉強にかかったコストもかなり削減できます!
この記事では、AIツールを使う理由、そのメリットとデメリット、そして初心者から上級者まで幅広く使えるおすすめの目的に合ったAIツールの紹介をしますので、最後まで読んでください!
英語学習にAIツールを使うべき理由
現代の英語学習において、AIツールの利用は必須であり、学習効率とパーソナライズされたプログラムを受けることができます。
事前にテストを受けて、得意分野苦手分野を把握し、あなたの苦手な分野に合わせて効率的なプログラムを作成してくれます。
また、特に初心者に朗報ですが、相手はネットに存在するロボットのような存在ですので、恥ずかしさを感じずに学ぶことができます。今は、発音練習や、会話練習ができるAIも登場しています。
その他にも、学習の進捗をトラッキングして弱点や改善点を明確に指摘します。これにより、目標に向かって確実に前進することができます。
AIツールを英語学習に採用する明確な理由とその根拠を解説していきます。
パーソナライズされた学習プラン
AIツールは学習者の能力や進捗を常に分析し、個パーソナライズされた学習プランを組んでくれます。
たとえば、あなたが4技能(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングのスキル)のうち、リスニングが苦手だとしたら、リスニングに特化したプログラムを組んでくれます。
その苦手を把握するために、最初にテストをして把握します。そのテストの結果を受けAIがあなたの苦手分野に特化したプログラムを用意してくれます。
効率的な学習
従来の教材と比べ、AIツールは即座にフィードバックを提供し、弱点を集中的に強化することができます。
AIはデータ分析が非常に得意で、あなたの苦手な部分を瞬時に判断し、学習を効率化してくれます。
また、今までの学習もトラッキングしてくれるので、苦手分野の分析だけでなく、今後の学習プランにも活用しより効率良く英語を学ぶことができます。
コスト削減
高価な英会話教室や留学費用と比べ、AIツールはよりコスト効率が高い学習手段です。
信頼できる統計データ
- 国際教育協会(IES)によれば、AIツールを採用した学習者は従来の学習法と比較して30%の学習時間の短縮が見られた(2022年調査)。
- グローバル英語教育市場の調査報告書により、AIツールの利用者はテストスコアが平均20%向上した(2021年統計)。
AIツールの採用は英語学習における新しい時代の幕開けを意味しています。
パーソナライズされた教材、効率的な学習、コスト削減など、多岐にわたるメリットがあります。
信頼性の高いデータに基づくと、学習の質と効率が明確に向上しており、今後さらなる進展が期待されます。
今日の教育のプロフェッショナルは、最先端の教育の可能性を最大限に引き出すために、AIツールの積極的な採用を検討するべき時です。
英語学習にAIツールを使うべきメリット・デメリット
英語学習におけるAIツールの利用は、多岐にわたるメリットがありますが、一部のデメリットも考慮する必要があります。
適切に選択し、利用することで、効果的な学習が可能です。
メリット
- 個別対応: AIは学習者のニーズに合わせてカスタマイズされた学習プランを提供します。
- 即時フィードバック: AIツールは瞬時にフィードバックを提供し、効率的な学習が可能です。
- アクセスしやすい: 物理的な場所に依存せず、どこからでも学習が可能です。
信頼できるデータ
- 教育技術協会(ETC)によると、AIを活用した学習者は従来の方法と比べて15%以上の成績向上が見られた(2020年調査)。
デメリット
- 技術的な障壁: 一部のユーザーにとっては、技術的な操作が難しい場合がある。
- パーソナルなコミュニケーションの欠如: AIツールは人間の教師と同じような感情的な支援やモチベーションを提供できない場合がある。
英語学習におけるAIツールの利用は、個別対応、即時フィードバック、アクセシビリティなど、多岐にわたるメリットを提供します。
しかし、技術的な障壁や人間の教師に代わるものとしての限界も理解する必要があります。
適切な選択と組み合わせることで、これらのツールは効果的に学習の質と効率を高め、今後の英語教育における重要な役割を果たすことができるでしょう。
目的別のAIツール
様々なAIツールがありますが、実はカテゴリー別で使い分けるのが賢い使い方です。
どんな目的で使いたいかという点を重視して、AIツールを探してみてください。
以下に目的別のツールを紹介しますので、参考にしてください。無料有料両方とも紹介しますね!
AIツールのカテゴリー
- 翻訳系
- 添削系
- 会話練習系
- リスニング系
- 発音系
- 試験対策系
翻訳系
Deepl
Deeplの使い方
左側に翻訳したい文章を入力します。
右側に翻訳してほしい言語を選択します。
左側に入力した言語が右側で選択した言語に自動で翻訳されます。
Deeplの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
chat GPT
chat GPTの使い方
- 明確なプロンプトを入力する
プロンプト例
①次の英文(日本語文)を日本語訳(英訳)してください。
②#命令文
#条件をもとに#入力文を翻訳してください。
#条件
翻訳する前の言語:{言語}
翻訳した後の言語:{言語}
翻訳の目的:{目的}
翻訳する文章の文脈:{文脈}
#入力文
{翻訳したい文章}
#出力形式
【翻訳した文章から始める】
Chat GPTの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
添削系
Grammarlyの使い方
- スペルミスはもちろんのこと、動詞の単複やaやthe、複数形などの基本的なミスを指摘してくれる
- 有料版は、ワードチョイス(ネイティブにとって自然な表現)や、時制、適切な前置詞をチェックする機能がある
Grammarlyの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
LingoWriterの機能
- Lineで使える
- 瞬間英作文、英作文トレーニング、思考力トレーニングができる
- 英文を入力して「英語を日本語にして」と打つと翻訳ができる
LingoWriterの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・スマホ |
会話練習系
AI彼女の使い方
- 英語で文章を打つと、音声付きで返答が返ってくる
- 音声入力も可能なので、会話練習が可能
AI彼女の概要 | 内容 |
価格 | 無料 |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
AI英語フレンドの使い方
- Lineで友達感覚で会話の練習ができる
- レベルや用途によってキャラクターが変わる
- 自然な英語表現で返してくれる
- ボイス機能を使っての会話もできる
AI英語フレンドの概要 | 内容 |
価格 | 無料 |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
Dors.AIの使い方
- 発音練習や会話練習、読解問題など総合的に学べる
- レベルごとにレッスンの難易度を変えられる
- 一部有料サービスにアップグレードしないと使えない機能がある
Dors.AIの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
リスニング系
FluentUの使い方
- テキストベースではなく、動画ベースでの学習
- 動画の中で知らない単語が出てきたら、単語帳に保存して後から見返せる
- 英語以外の言語にも対応
FluentUの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
発音系
Speakの特徴
- AI講師を利用するのにポイントが必要
- そのポイントを課金して購入
- プランごとに付与されるポイントの数が異なる
- 1単語1ポイント消費
- 学びたいトピックやシチュエーションを選んで、希望通りの英語を習得できる
Speakの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・スマホ |
ELSA speakの使い方
- 自分の発音が綺麗に出せているか評価付きで判定
- AIによる即座の発音チェック
- 評価はアメリカ英語の発音
- 発音以外にイントネーション、流暢性をチェック
ELSA speakの概要 | 内容 |
価格 | 有料 |
対応デバイス | ・スマホ |
SpeakBuddyの特徴
- 単語、リスニング、会話力、英文作成が鍛えられる
- オンライン英会話で挫折した人におすすめ
- ニュース記事を使うプログラムもあるので、踏み込んだ会話を練習したい人におすすめ
SpeakBuddyの概要 | 内容 |
価格 | 有料 |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
試験対策系
Santaアルク
- 無料で擬似テストが受けられる
- その点数をもとに苦手な分野の動画講義を受けれる
Santaアルクの概要 | 内容 |
価格 | 無料(一部有料) |
対応デバイス | ・パソコン ・スマホ |
まとめ
AIツールはかなり発達していて、無料のツールでも使い方によっては英語力を向上させることができます。
目的によってツールを選ぶ必要がありますが、英会話を向上させたいのであれば、発音系のツールと会話練習系のツールをおすすめします。
以下に無料で使えるツールと有料で使えるツールをまとめましたので、参考にしてください。
無料AIツール
- Deepl(翻訳系)
- chat GPT(翻訳系)
- Grammarly(添削系)
- LingoWriter(添削系)
- AI彼女(会話練習系)
- AI英語フレンド(会話練習系)
- Dors.AI(会話練習系)*一部有料
- TRINKA(会話練習系)*一部有料
- FluentU(リスニング系)
有料AIツール
- Speak(発音系)
- ELSA speak(発音系)
- SpeakBuddy(発音系)
- Santaアルク(試験対策系)
発音系は、有料になってしまうツールが多いですが、それでも使う効果はありそうです。コスト効率を考えると、発音矯正はAIツール、そして、実際の会話でオンライン英会話を使って伸ばすのが今のところ一番効率が良さそうです。
最後まで読んでくれてありがとうございます!