いつも前置詞って使ってて正しいかわかんないよ。。
そもそもどれを使えばいいか迷うよねぇ・・
英語を話すときに必ず誰もが迷うのが"on"とか"with"とかの前置詞です。
この使い分けができれば、より自然な英語になりますし、難しい単語を知らなくても、簡単な単語と繋げてフレーズにしちゃえばほとんどの会話ができちゃうくらい便利なんです、実は!
この記事では、それぞれの前置詞のイメージや使い方を紹介します!
この記事でわかることこんな方におすすめ
- 前置詞がわからない人
- 前置詞の使い分けがわからない人
- 英語の基礎を固めたい人
勉強嫌いな僕がワーホリ経験を通して、独学で英語を習得し外国にある子会社の社員と英語で仕事をしています。
この記事を読めば、前置詞の使い方やイメージがわかります。
前置詞は基本的に名詞の前におきます。英文法のルールである「限定」ルール。
「パソコンの中」「パソコンの上」「パソコンの横」など、パソコンの何が意味されているかを限定する働きがあります。
前置詞って使う時にどれを使えばいいか、判断するのにかなり難しいですよね。
一つのコツとしては、その前置詞の「イメージ」を把握することです。
例えば、"at"は「点」をイメージする単語で、主に「時点」「地点」「比喩的な点」などを表す時に使います。
このように、使う前置詞のイメージさえ把握できていれば、適切な前置詞を使うことができます。
前置詞の基礎知識
前置詞は「限定」ルールと説明しましたが、文の後ろにつけることで「説明」を補うことができます。
例えば、She is walking to the store. (彼女は店に向かって歩いている。)という文は、「家女のは歩いている」という文の説明として「店に向かって」と付け加えています。
このように文の後ろにつけることで、説明を補うこともできます。しかし、その後には必ず説明の文章が続きますので、ご注意を。
英語は順番が全て
前置詞は文の後ろにつけることができ、その場合は「説明」の意味を表すとお伝えしましたが、実は文の前に置くこともできます。
- Under no circumstances should you enter that room.
- どんな状況下でも、その部屋に入ってはいけません。
- After dinner, let's go for a walk.
- 夕食の後、散歩に行きましょう。
- In Japan, cherry blossoms bloom beautifully in the spring.
- 日本では、春に桜がきれいに咲きます。
文章の前に置くと、それは「限定」となります。この場合は、限定したその状況下でという意味を表します。
前置詞は「名詞」の前だけに来るとは限りません。
~ing形が来たり、形容詞がきたりもします。基本的には名詞的意味がある単語もしくは文が来ます。
句動詞Phrasal verb
句動詞は、動詞と前置詞または副詞が組み合わさった、特定の意味を持つ表現です。これらの組み合わせによって、動詞単体では持たない独特な意味やニュアンスが生まれます。
1. 句動詞の重要性
英語圏のネイティブは、日常会話で頻繁に句動詞を使用します。したがって、これらの表現を理解し、適切に使用することは、流暢に英語を話すために不可欠です。
難しい単語を知っているよりも、この句動詞をネイティブも使います。
2. 句動詞の種類
句動詞の種類は、かなりの種類があり、専用の辞書があるほどです。全て覚える必要はありませんが、頻繁に使うものは覚えておく必要があります。
また、イメージしやすい物もあるので、そのイメージを覚えるようにしましょう。
句動詞は、大きく分けると3つに分けられます。
1. 句動詞全体で自動詞と同じ使い方
このタイプの句動詞は、追加の目的語なしに使うことができます。
例:
- Wake up: 起きる
- I wake up at 7 am every day.
- 毎日7時に起きます。
- I wake up at 7 am every day.
- Come over: 訪ねる
- Why don't you come over after work?
- 仕事の後、来ませんか?
- Why don't you come over after work?
2. 句動詞全体で他動詞と同じ使い方
このタイプの句動詞は、句動詞の後に直接目的語を取りますが、その目的語と句動詞の間に他の単語を入れることはできません。
例:
- Look after: 世話をする
- She looks after her younger brother.
- 彼女は弟の世話をしています。
- She looks after her younger brother.
- Run into: 偶然出会う
- I ran into an old friend at the mall.
- モールで古い友人に偶然出会った。
- I ran into an old friend at the mall.
3. 句動詞全体で他動詞と同じ使い方(分離されるもの)
このタイプの句動詞は、句動詞と目的語の間に他の単語を挟むことができます。特に目的語が代名詞の場合、分離するのが一般的です。
例:
- Turn off: 消す
- Can you turn the TV off?
- テレビを消してもらえますか?
- Can you turn it off?
- 消してもらえますか?
- Can you turn the TV off?
- Pick up: 拾う、取る
- She picked the book up.
- 彼女は本を拾いました。
- She picked it up.
- 彼女はそれを拾いました。
- She picked the book up.
3. 注意点
句動詞の意味は、構成する動詞と前置詞・副詞の単独の意味からは予測しづらいことが多いです。したがって、句動詞を一つひとつ覚える必要があります。また、句動詞には分離可能なものと不可能なものがあります。
- 分離可能: I'll look the word up.
- 分離不可能: I ran into my teacher.
句動詞は英語の中で非常に多用されるため、日常の英会話や英文の読解においても非常に重要です。この記事を通じて、句動詞の基本的な概念と使い方を理解していただけることを願っています。
前置詞の選択の仕方
前置詞には明確なルールがありません。さっきもお伝えしたように「イメージ」で覚える他ないのが現状です。
よく初心者がやりがちなのが、日本語訳にして覚えてしまったり、場所なら"at"乗り物なら"in"という特定の意味として覚えてしまったり。。
実はどれも間違いで、その場面や使い方によって使うべき前置詞が変わります。
例えば、乗り物でタクシーは"in"を使い飛行機は"on"を使います。これはイメージの違いで、タクシーなどの小さい乗り物では中で動き回れないですよね?
だけど、飛行機のような大きい乗り物は動き回れる。なのでタクシーは"in"を使い飛行機は"on"を使います。
なので、その前置詞のイメージを覚えることが前置詞の攻略法です。
それぞれの前置詞のイメージと例文を紹介するね!
前置詞の種類とイメージ
- About
- 基本イメージ: 〜に関して
- 派生イメージ: おおよそ、〜について
- 例文: I read a book about history.
- 日本語: 私は歴史に関する本を読みました。
- フレーズ: be about to(~しそう)、beat about the bush(遠回しに言う)
- Above
- 基本イメージ: 〜の上に
- 派生イメージ: 〜よりも優れて
- 例文: The birds flew above the trees.
- 日本語: 鳥たちは木々の上を飛んでいった。
- フレーズ: above all(とりわけ・何よりも)
- Across
- 基本イメージ: 〜を横切って
- 派生イメージ: 向こう側に
- 例文: I walked across the bridge.
- 日本語: 私は橋を横切って歩いた。
- フレーズ: come across(偶然見つかる), run across(バッタリ出会う), across the road(全面的に)
- After
- 基本イメージ: 〜の後で
- 派生イメージ: ついていく
- 例文: We'll go to the park after lunch.
- 日本語: 昼食の後公園に行きます。
- フレーズ: look after(世話をする), name...after~(...を〜にちなんで名付ける), take after(似ている), ask after(尋ねる)
- Against
- 基本イメージ: 〜に反対して
- 派生イメージ: 〜に対抗して
- 例文: She decided to vote against the proposal.
- 日本語: 彼女はその提案に反対することに決めた。
- Along
- 基本イメージ: 〜に沿って
- 例文: We walked along the river.
- 日本語: 私たちは川の沿いを歩いた。
- フレーズ: all along(最初からずっと), get along(仲良くやる)
- Among
- 基本イメージ: 〜の中に
- 派生イメージ: 〜の間で
- 例文: She was popular among her classmates.
- 日本語: 彼女はクラスメートの間で人気がありました。
- Around
- 基本イメージ: 〜の周りに
- 派生イメージ: おおよそ
- 例文: Kids were playing around the park.
- 日本語: 子供たちは公園の周りで遊んでいた。
- At
- 基本イメージ: 〜で、〜に (具体的な場所や時間)
- 例文: I'll meet you at the station.
- 日本語: 駅であなたと会います。
- フレーズ: look at(〜を見る), be good at(〜が得意), at least(少なくとも)
- Before
- 基本イメージ: 〜の前に
- 例文: Finish your homework before dinner.
- 日本語: 夕食の前に宿題を終わらせてください。
- Behind
- 基本イメージ: 〜の後ろに
- 例文: The cat is hiding behind the sofa.
- 日本語: 猫はソファの後ろに隠れています。
- Between
- 基本イメージ: 〜と〜の間に
- 例文: The secret is between you and me.
- 日本語: その秘密はあなたと私の間のものです。
- Beyond
- 基本イメージ: 〜の向こうに
- 派生イメージ: 〜を超えて
- 例文: The mountains beyond the river are beautiful.
- 日本語: 川の向こうの山々は美しい。
- By
- 基本イメージ: 〜のそばに
- 派生イメージ: 〜までに、〜を使って
- 例文: The book by the lamp is mine.
- 日本語: ランプのそばの本は私のものです。
- フレーズ: pass by(通りすぎる), stand by(味方になる), by oneself(ひとりで), by chance(偶然)
- During
- 基本イメージ: 〜の間に
- 例文: I read a book during the flight.
- 日本語: フライト中に本を読みました。
- For
- 基本イメージ: 〜のために
- 例文: This gift is for you.
- 日本語: この贈り物はあなたのためのものです。
- フレーズ: care for(世話をする), for oneself(自力で), hope for(望む)
- From
- 基本イメージ: 〜から
- 例文: I received a letter from my friend.
- 日本語: 友人から手紙を受け取りました。
- In
- 基本イメージ: 〜の中に
- 例文: She is in the kitchen.
- 日本語: 彼女はキッチンの中にいます。
- フレーズ: break in(押し入る), hand in(提出する)
- Into
- 基本イメージ: 〜の中へ
- 例文: She went into the room.
- 日本語: 彼女は部屋の中へ入りました。
- フレーズ: run into(ばったり会う)
- Of
- 基本イメージ: 〜の
- 例文: This is a photo of my family.
- 日本語: これは私の家族の写真です。
- On
- 基本イメージ: 〜の上に
- 例文: The book is on the table.
- 日本語: 本はテーブルの上にあります。
- フレーズ: take on(引き受ける), on hand(手元に), on the spot(その場で)
- Over
- 基本イメージ: 〜の上を
- 派生イメージ: 〜を越えて
- 例文: He jumped over the fence.
- 日本語: 彼はフェンスを越えてジャンプしました。
- フレーズ: turn over(めくる), look over(見通す)
- To
- 基本イメージ: 〜へ
- 例文: She went to the store.
- 日本語: 彼女は店へ行きました。
- フレーズ: get to(到着する), to a certain extent(ある程度は)
- Toward (Towards)
- 基本イメージ: 〜の方へ
- 例文: He walked toward the door.
- 日本語: 彼はドアの方へ歩きました。
- Through
- 基本イメージ: 〜を通って
- 例文: We walked through the forest.
- 日本語: 私たちは森を通って歩きました。
- Under
- 基本イメージ: 〜の下に
- 例文: The cat is sleeping under the table.
- 日本語: 猫はテーブルの下で寝ています。
- With
- 基本イメージ: 〜と共に
- 例文: I went to the movies with my friends.
- 日本語: 私は友達と共に映画を見に行きました。
- フレーズ: have wards with(口論する), with ease(簡単に)
- Within
- 基本イメージ: 〜の内部に
- 派生イメージ: 〜の範囲内で
- 例文: You should finish the task within an hour.
- 日本語: あなたは1時間の内にそのタスクを終わらせるべきです。
- Without
- 基本イメージ: 〜なしで
- 例文: I can't imagine life without music.
- 日本語: 私は音楽なしの生活を想像できません。