英語の勉強方法

【うまく使えるとより詳しく話せる】形容詞の使い方

形容詞ってなんだ?

何が形容詞に入るの?

形容詞は、英語を鮮やかに彩る魔法のような言葉です。

なるほど。名詞を修飾する表現だね!

なので、名詞の前後に来るように話そう。

その位置によって、「限定」な形容詞か「説明」の形容詞か意味が変わってくるから気をつけてね。

同じ単語でも名詞の前に来ることによって形容詞になることがあるよ。具体的には、物や人の特性や性質を表す言葉として機能します。

例えば、「赤いバラ」や「速い車」といった表現を思い浮かべてみてください。ここでの「赤い」や「速い」といった言葉が形容詞となります。

これらの言葉がなければ、物語や日常のコミュニケーションはずっと地味で一般的なものになってしまいます。

この記事では、形容詞の基本的な使い方と、その魅力を最大限に引き出す方法を探ります。

この記事でわかること

こんな方におすすめ

  • 形容詞が何かわからない人
  • 英語でより詳しく話したい人
  • 英語の基礎を固めたい人
この記事の信頼性

勉強嫌いな僕がワーホリ経験を通して、独学で英語を習得し外国にある子会社の社員と英語で仕事をしています。

この記事を読めば、自分の言いたいことがもっと詳しくわかりやすく伝えられるようになります。

最後まで読んで、使いこなせるようになろう!

名詞の前に置く(限定)

形容詞を名詞の前に置くことで、その名詞が何のようなものか、どのような性質を持っているのかを示します。

形容詞は英語において非常に豊富で、色、サイズ、形、質感、感情など、様々な特性を示すことができます。

要はその英語を限定するってことだね!

例文

  1. Color (色)
    • The red apple is juicy.
      • 赤いリンゴはジューシーだ。
  2. Size (サイズ)
    • She bought a large bag.
      • 彼女は大きなバッグを買った。
  3. Shape (形)
    • He has a round face.
      • 彼は丸い顔をしている。
  4. Quality (質感・性質)
    • This is a soft blanket.
      • これは柔らかいブランケットだ。
  5. Feeling or Emotion (感情)
    • It was a sad story.
      • それは悲しい話だった。
  6. Age (年齢・新旧)
    • She drives an old car.
      • 彼女は古い車を運転している。
  7. Temperature (温度)
    • We drank hot tea on a cold day.
      • 私たちは寒い日に熱いお茶を飲んだ。
  8. Opinion (意見・評価)
    • It's an interesting book.
      • それは面白い本だ。

名詞の前に置くことで、その名詞をより限定して表すことができます。

単語一語で表現するよりも、聞き手にとってより特定のものをイメージしやすくなり、よりコミュニケーションがうまくいきます。

また、複数の形容詞を連続して使うことで、名詞をより詳細に修飾することができます。ただし、形容詞を重ねる際には一定の順序があります。以下は、形容詞の一般的な順序です。

  1. 意見や判断 (例: beautiful, boring)
  2. サイズ (例: big, small)
  3. 形状 (例: round, square)
  4. 年齢 (例: old, young)
  5. 色 (例: blue, red)
  6. 出身地や国籍 (例: Japanese, American)
  7. 材料 (例: wooden, metallic)
  8. 用途 (例: swimming [as in "swimming pool"], frying [as in "frying pan"])

以下は重ねて使った場合の例文です。

例文

  1. She wore a beautiful long red dress.
    • 彼女は美しい長い赤いドレスを着ていた。
  2. I bought an old Japanese wooden box.
    • 私は古い日本製の木製の箱を買った。
  3. He has a small round silver watch.
    • 彼は小さな丸い銀の時計を持っている。

形容詞を重ねて使うときは注意が必要だよ!

複数の形容詞を使うときの注意点

  1. 形容詞を複数使用する際は、上記の順序を意識して配置すると自然な英語表現になります。
  2. しかし、これはあくまで一般的な使い方であり、例外もあります。
  3. 多くの形容詞を過度に連続して使用すると、文が読みにくくなることもあるので、必要な形容詞だけを選んで使ってください。

形容詞を重ねて使用することで、情報をより詳細に伝えることができますが、その際の順序や使用方法に注意することで、より自然な英語表現で話すことができます!

名詞の後ろに置く(説明)

形容詞は前だけでなく、後ろにつけることもできます。「説明を加える」ことができるので、より英語っぽく話すことができます。

例文

  1. The book available at the store is mine.
    • 店で利用可能な本は私のものです。
    • ここでは "available" が "book" を後ろから修飾しています。
  2. The man responsible for the project will give a presentation.
    • プロジェクトを担当する男性がプレゼンテーションを行います。
    • "responsible" が "man" を後ろから修飾しています。
  3. The techniques required for the job are complicated.
    • その仕事に必要な技術は複雑です。
    • "required" が "techniques" を後ろから修飾しています。
  4. She is the only player skilled in both offense and defense.
    • 彼女は攻撃と守備の両方でスキルを持つ唯一のプレイヤーです。
    • "skilled" が "player" を後ろから修飾しています。

形容詞を後ろに持ってくるときの注意点を教えるね!

  • 名詞を後ろから修飾する形容詞は、多くの場合、動詞の過去分詞や現在分詞の形をとります。
  • また、これらの形容詞は、関連する前置詞や動詞と組み合わされることが一般的です。例えば、"responsible for" や "skilled in" など。
  • 名詞を後ろから修飾する形容詞を使用する際には、その形容詞が通常の名詞の前に置く形容詞とは異なる意味やニュアンスを持つことがあるため、文脈に応じて適切に使い分けることが重要です。

これは、動詞の章でやったレポート文と同じルールです。動詞の使い方が理解できていれば、ここも簡単に理解できますね!

いろんな形の修飾

名詞による修飾

特定の名詞をさらに詳しく説明するために、別の名詞を使って修飾する方法です。修飾される名詞の前に修飾する名詞を置きます。

使用例

  • Mountain road: 山の道
    • ここでは "mountain" が "road" を修飾しています。
  • Gold ring: 金の指輪
    • "gold" が "ring" を修飾しています。

名詞による修飾は一般的には複数形にならないで、単数形で使うよ!

~ing形での修飾

動詞の-ing形は、進行中の動作や継続的な性質を示す形容詞として名詞を修飾します。

使用例

  • Running water: 流れる水
    • "running" が "water" を修飾し、水が流れている様子を示しています。
  • Shining star: 輝く星
    • "shining" が "star" を修飾しています。

-ing形での修飾は、動作や状態が現在進行していることや、そのものが常にそのような特性を持つことを示す場合に使用されます。

過去分詞での修飾

過去分詞形は、受動態や過去の出来事や状態によって影響を受けたものを示す形容詞として名詞を修飾します。

使用例

  • Broken glass: 壊れたガラス
    • "broken" が "glass" を修飾し、ガラスが壊れている状態を示しています。
  • Stolen wallet: 盗まれた財布
    • "stolen" が "wallet" を修飾しています。

~ing形と過去分詞の違い

主語が物か人でその使い方は変わります。

まず、-ing形の形容詞は、物や事象の特性や性質を表すもので、それが原因となって他者や自分が何らかの感情や反応を持つことを示します。

例文

  1. The movie is boring. (その映画は退屈だ。)
    • 映画自体が退屈であることを示しています。この映画を見る人々が退屈に感じる原因となる性質を持っていることを示唆しています。
  2. This book is interesting. (この本は面白い。)
    • この本は読む人々に興味を引く性質を持っていると言っています。

逆に、過去分詞形の形容詞は、物や人が過去の出来事や他の要因によって受けた影響や現在の状態を示します。

これは、その物や人がどのように感じているか、どのような状態にあるかを示すものです。

例文

  1. I am bored watching movie. (私は映画を見るのに退屈している。)
    • 私自身が退屈している状態を示しています。何かによって退屈な気分にさせられたという意味合いが強いです。
  2. She is interested in the book. (彼女はその本に興味を持っている。)
    • 彼女がそのトピックに興味を感じている状態を示しています。

-ing形の形容詞は、物や事象が持っている性質や特性を示し、それが原因となって他者や自分が何らかの感情や反応を持つことを示します。一方、過去分詞形の形容詞は、物や人がどのように感じているか、どのような状態にあるかを示します。

この違いを理解すると、例えば「映画が退屈だ」と「私が退屈している」というような、似ているようで微妙に異なる表現を的確に使い分けることができます。

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